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体調不良

後頭神経痛


 

持病。。。

調べてみると「いつまでたっても治らない病気を総称する言葉」とあります。

 

幼少期の病弱が嘘のように病気とは無縁になった成人から一昨年の大病まで、怪我はあっても病気とはほとんど無縁でした。ましてや持病などは他人事。

 

でもよくよく思い出してみるとあったんです僕にも持病が。

ただそれは調べるとわかるように生命の危険に関わったり耐えがたい苦痛を伴うものではなく、年に一度か数年に一度、それもほんの数日か、場合によっては一日で過ぎ去るもの。

 

だから意識することもなかったのですが、久々にその症状があらわれて意識したというようなもので、その病名は後頭神経痛です。

いや、正しくは症状からそう思える病で医者の診断結果ではありません。

 

何しろこの後頭神経痛は耳の付け根の後ろから首にかけてのうなじに沿って軽く電気が走るような痛み?しびれが瞬間的に起きるものです。

これが短いと数時間、長くても数日不定期に起きるもので明確な原因はわかっていないようで、よくありげなストレス原因説がメインになっています。

 

この後頭神経痛が、多分数年ぶりに生じたのです。

 

 

 

 

 


 

初めはまたか程度に思っていたのですが、今回の発症は回数が少し多い気がしていました。

いよいよいつものとは少し違うと感じたのは午前の仕事中。

 

何しろ電気ショックのような刺激のインタバルが短いのと、声が出そうになるほどの刺激に比較的我慢強い僕も、午後からの半休申請をして帰路につきました。

帰りの電車の中では神経痛以外に、強い寒気を感じだし持病以外を疑う必要が出てきました。

 

翌日の朝額にもう一枚硬い皮膚でも乗ったような違和感を感じ、ネットで調べて帯状疱疹を疑いました。

有休休暇を申請して皮膚科もある総合病院を調べて受診しました。

 

初診での軽い質問での応答から皮膚科を指示されました。

診察してもらうと数少ない質問と額の様子から帯状疱疹ではなく何かの炎症と診断され、ステロイド剤の投与で一週間ぐらい様子を見ましょうとのこと。

 

この間僅か1分ほど。。。

体温を測るわけでもなく、脈をとるわけでもなく、瞳孔を見ることもなく、喉の奥を調べることもなく、結果触診もなくの診断結果に、では寒気はどこから来るのですか?の質問も出来ないまま次の方に移りました。

 

 

 

 

 


 

亡き母の口癖の一つが、医者と弁護士は一流を選びなさい。

 

僕が受診した総合病院が二流、三流とは言いませんし思いませんが、診断方法と結果に納得がいってないのは事実です。

babarinaのリュウマチ発見もセカンドオピニオンでした。

納得いかなければ早めのセカンドオピニオンは大切です。

 

そこでネットを使って自宅から近い評判の良い内科の開業医を探しました。

かかりつけ医や主治医の大切さは話には聞いていましたから、この際それを担ってくれる医者を見つけたいとの思いもあったからです。

 

幸いに病院比較サイトとGoogleの」評価も良く、僕の住む街の情報をブログで発信しているブロガーの記事でも高評価の医者が自宅から徒歩圏内でした。

昨日に引き続き有休を申請し受診しました。

 

受信日が土曜日だったからなの普段からそうなのかはわかりませんが、電話では予約はすべての時間帯で予約済みなので来院して空き時間を見て診察しますとのこと。

それを聞いてかえって安心して病院に向かいました。

 

受付をしてから3、40分待ったでしょうか僕の番になりました。

 

先生は僕と同世代でしょうか、とても気さくな先生でまず初めにじっくり僕の話を聞いてくれました。

その後、額の様子をよく見てから後頭神経痛の触診しいくつかの質問。まず血圧を測り喉の奥を見て瞳孔もチェックし、リンパ周りを触診しチェックと質問。

最後に胸と背中に聴診器をあててから、受付時の問診結果とその際に計った体温などから総合判断をしました。

 

血圧、体温は正常値内で他にも異常は認められず帯状疱疹の症状も兆候もなし。しかし本人が感じる寒気や違和感は否定できないので血液検査をしましょうとのこと。

結果は月曜日お伝えしたいですが勤務を休めますか?とのこと。僕は午前中でお願いしました。

 

 

 

 

 

 


 

木曜日の午後から金曜日、特別出勤だった土曜日も休み週明けの月曜日の午前中も休むということは、今の仕事になってからは一昨年の癌の手術以外に記憶にありません。

 

月曜日に訪れたクリニックは土曜日ほどではないもののいつも患者さんが受診を待っている状態でした。

今回は時間予約が出来たの大した待ち時間もなく先生と再会。

 

「その後どうですか?」

「体調はだいぶ良く、日常生活には何の支障もない感じです」

「それはよかったです。では血液検査の結果ですが。。。」

 

先生はきっちりデータを示して専門用語は素人にもわかる表現に変えて説明してくれました。

要約すると白血球の数値が高いことはどこかで炎症が置いていたことを示していて、詳細を見るとウイルス性ではなく細菌性の数値が高い。それと腎臓の数値が少し高い。以上から腎臓で細菌による炎症が生じていたと推測される、とのこと。

 

基本的に理系的解釈をする僕にとって実に納得のいく説明で、過去の数少ない受診歴でもここまで納得に行く説明を受けたのは初めてのような気がしました。

 

 

 

 

 


 

「主治医が見つかる診療所」や「たけしの家庭の医学」などでも、かかりつけ医の大切さを認識していましたが、今回の一件で身に染みた感があります。

 

一昨年生まれて初めて受けた人間ドックで見つけてもらった大病。早期発見早期対応のお陰でその後何もなく、今年夫婦で受けた人間ドックでもお陰様で夫婦そろって異常なしでした。

 

しかし人間ドックを夫婦そろって定期的に受けるには経済的な負担が少なくなく、しかもそこで得られる結果は一年365日のうちの一日のある時間での測定結果です。

人間の体は半年前に食べたもので出来上がっているということ、つまり毎日のように細胞は生まれ変わっている訳ですから、刻一刻と体調も変化しています。

 

そう考えると人間ドックは言ってみれば年に一度の大掃除のようなもの。でもハウスキーピングで大切なのは日々の生理整頓です。そして少し汚れた個所や多少不具合のある場所に早めに対処すること。

自分の体に当てはめると整理整頓は適度な運動や規則正しい生活になるでしょうし、汚れ不具合への対処こそかかりつけ医での受診ということでしょう。

 

最大の子供孝行は健康でいること。

かかりつけ医が見つかったことで一つ子供孝行できたかも。

 

 

 

 

 

今年初?お馴染みのイタリアン

新年 初笑い


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コメント: 2
  • #1

    豆子 (土曜日, 21 3月 2020 07:42)

    晃ちゃん、ご無沙汰しています。元気かしら?と思っていたら……大変だったのね。今はもう大丈夫かしら?
    自分の体のことは自分が一番わかっていると過信してしまいがちだけれど、一番わかっていないものなのかもしれないわね。
    私も医者にかかることはほとんどないけれど、子どもたちを診てもらっていた先生は本当に信頼できる先生で、小児から大人まで、症状にかかわらずなんでも診てくれるの。

    今回の晃ちゃんの症状に似た症状は、たまに私にも起きています。一瞬で終わってしまうから医者にいくようなことではないと思っていたけれど、なんだか怖くなってしまったわ。
    病気にならないと自信過剰になっている私のような人間ほど、大きな落とし穴があるかもしれないしね(^^;;

  • #2

    晃一 (月曜日, 23 3月 2020 09:44)

    豆ちゃん、お久しぶり。そしてコメント有難う♡
    僕も豆ちゃんの様子はインスタに投稿される一貫性のあるクリアーな毎日のお弁当で察しています。

    もしかして豆ちゃんも後頭神経痛?
    首の付け根からうなじ、耳元を通ってこめかみあたりまで電気が走るような刺激が起きるんだとしたら多分僕と一緒、後頭神経痛です。

    どうもあまり一般的な病でないらしいことで原因も明確じゃなく、一般的にはストレス他となっているようです。現にお世話になった皮膚科は勿論、丁寧な診察の内科医ですら後頭神経痛についてはほとんどふれることはありませんでした。

    特段命にかかわるようなものではないので意識過剰になる必要はありませんが気にならないといえば嘘になりますしね。

    それよりも昨今はパンデミック宣言が出たと同じ新コロナウイルスに世界中が振り回されています。
    豆ちゃんはマスク確保できてます?
    僕はそもそも鼻が弱く秋から春までの空気の乾燥する季節はマスクをして花に蒸気を与えるのが常なのでこの時期マスクはストックしておくので助かりました。

    外ではマスク、家に戻ったら手洗いにうがい、勤務中も気がついたら手洗い。
    外食も半減の半減、ドライブでどこかに出かけることも激減しました。
    結果イベント中心の僕のブログも書くことがなくなり休眠に近い状態へ。。。

    豆ちゃんもホント気を付けてくださいね。